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2012年 07月 06日

レッド・ハウス

イギリス好きです。
パンク文化の国だからか、それとも前世でイギリス人だったか。とにかくテレビでイギリスの番組なんかがあると絶対みます。今年のオリンピックはロンドンなので、楽しいロンドンロンドン〜♪
はじめてイギリスを訪れたのは学生時代ですからかなり昔になりますが、しっとりした風土が妙に肌に合いました。そんなわけで学生のころから、ラファエル前派好き、アーツアンドクラフツ好き、ケルト好きです。アーツアンドクラフツ運動のウイリアム・モリスのレッド・ハウスもそんなわけで存在は知っておりましたが、十年ほど前ひとりでイギリスに旅行にいった際、日本から予約をし、訪問しました。しかしながら内部写真は禁じられておりましたので、このページの写真は借りたものがほとんどです。

これは裏庭からのレッドハウス。
レッドハウスたる所以は赤いレンガですね。
レッドハウスはそもそもラファエル前派の”運命の女”ことジェインとモリスが結婚した際、友人のフィリップ・ウェッブに設計してもらったとのことです。
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もう訪問したのが十年前になるので、記憶も曖昧ですが、ステンドグラスの見事さは覚えております。ステンドグラスのデザインもモリスです。
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ホールのベンチ。
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これはダイニングルームのドレッサー。ウェッブのデザインだそう。
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写真にはないのですが、おお、とびっくりしたのはベッドルームだったか書斎だったか曖昧なのですが、壁紙が細かい、例の文様びっしりで、カーテンもおなじく草花の文様びっしり、というやたらとくどい組み合わせでしたが、どういうわけかしっくりきました。ケルト文様に影響されていてとっても素敵でした。
モリスはデザインは細部に宿る、という考えでしたが、大量生産のものを嫌い、手作業をあくまで支持しました。細かい文様の壁紙は有名ですが、いつかモリス商会の壁紙を使ったインテリアなどしてみたいものです。
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しかしながら、このレッドハウス、ロンドンからすこし離れているため、モリスの妻ジェインが孤独ゆえノイローゼになり、五年ほどで転居したとか。
いまでもこのレッドハウスは訪問可能です。いまではガイドツアー以外は予約なしでも大丈夫だとか。水~日まで11:00~17:00だそうです。
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# by u-hsh | 2012-07-06 14:43 | 建築
2012年 07月 02日

「火山のふもとで」を読んで

毎月、勉強のために文芸誌を一冊買うことにしているのですが、6月は新潮7月号を買いました。絲山秋子さんの短編があったので新潮にしたのですが、新潮にて新人賞ではなくいきなりデビューなさった松家仁之さんの「火山のふもとで」650枚!という大作もあり、そんなに長いものを読む自信はなかったのですが、半身浴をしている間や、野暮用の待ち合い時間にすいすいと読んでしまいました。今回話題にしたいのは絲山さんではなく、その松家さんの作品について。
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ストーリーとしては、ライトに師事した建築家が公共建築(図書館という設定)のコンペに提出する建築を事務所員総出で軽井沢の山荘にこもって作っていき、その間にめばえた大学を出たばかりの主人公の青年の恋模様。とでも要約できるでしょうか。わたしがこのブログでご紹介したいのは、その建築、という部分がとても細やかに丁寧に描写されていて、とても読み応えがあったからです。

年代が80年代のストーリーなので、いまのようにPCひとつで簡単に、というわけにはいかず、その手作業な感じもとても気持ちがよく、昔の手作業は小説的なんだなあと思いました。
ストーリーに登場する建築家の建築のイメージ、考え方などが非常にわたし好みで、こんな作家がいたら是非家作りをお願いしたい!と思わせました。派手派手しくなく、住まい勝手を尊重し、かつ意匠がさりげないようで凝っている。まさに理想、と思えました。舞台になっている山荘というか別事務所というか、そこの住まい方も魅力的で、毎年夏になると所員総出で事務所を引っ越していくという設定なのですが、暖炉とステレオのある居間、男子棟と女子棟に別れている棟の作り方、主人公が寝床にしている書庫など、ああこんなところに住みたい、と思わせます。舞台になっている軽井沢という土地柄もかなり影響していると思いますが。軽井沢の自然がこの作品を美しく彩っているのはいなめません。

650枚という大作でしたが、とにかく読みやすかったです。端正な文章というのがふさわしいでしょうか。たとえば暖炉に火を入れるところのていねいな描写ひとつとってみても主人公のまじめで誠実な人柄がわかるし、火がついていく描写を読むだけで軽井沢の乾いた空気すら感じるようで無駄がないのです。長い作品だとどうしても無駄な部分の描写というのがでてくると思うのですが、たった一夏の物語でストーリーもどちらかというと単調なのに、冗長でなく、丁寧な描写はこの作品のテーマとも思えました。

一言でいうと、ちょっと村上春樹さん風。全然違うといえば違うのですが、主人公の性のあり方なんかが少し近いところがあるかな、と思いました。サティみたいな小説だな、というのがわたしの感想。まさに家具のような小説。気持ちよくて邪魔にならなくて、いつまでもその世界感にひたっていたい、というような。激しい感情の吐露なんかまったくない確固たる美意識に貫かれた文章。
一方で、ある意味ブルジョワの小説でもあるので、鼻白むむきもあるかと思います。しかしながらきれいな小説に逃避したいのであればぴったりな作品かも、と。朝日新聞の書評ではあまり評価されてませんでしたけど、こういう作品が必要な人は確実にいると思います。

松家さんはこれまで「考える人」の編集長をなさっていて、20歳のとき、文学界新人賞の佳作をとっていたそう。慶応の教授もなさっているとか?素晴らしい経歴ですね。単行本化も近々されると思いますので、建築家の微細を知りたい、あるいはきれいな世界にひたりたい方は是非お手にとってみるとよろしいのでは。

新潮 2012年 07月号 [雑誌]

新潮社


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# by u-hsh | 2012-07-02 16:14 |
2012年 06月 26日

学芸大学ぶらぶら

毎月末の日曜日に夫の親友でもあります、エステと波動をなさっている先生にエステを施していただいており、日曜日がちょうどエステの日でした。
いつもはエステの先生のお宅にうかがうばかりで、あまり街をゆっくり歩くこともないのですが、ちょっと待ち合わせより早めにいって、前から気になっていたお店やお家などをぱちりとしてきました。
人気の東急東横線、学芸大学は人気なのがわかるような住みやすそうな街です。古いお家と新しいおしゃれなお店が混在していて、それらがそれほど広範囲ではなく、こぢんまりと、ぽつんぽつん、といった感じで点在しております。商店街もあるし、物価もそんなに高くないし、気どらずというようないい感じの街で、わたしもいつか住んでみたいと思わずつぶやきますが、家賃相場はそこそこのようです。

いつも前を通っていて気になっていたバール。
東急ストアがリニューアルしてできたんですけど、ワインや輸入食品などのお店とバールが一緒になってて、なんだかいい雰囲気です。昼間からワイン、このお店ならゆるす!というか、昼ワインしたい!バール的な店構えにどうも弱くて、バールの前を通るだけですこし酔っぱらったような気分(笑)。今度もっと早い時間にきて、一杯飲んでみたいものです。
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このお店も通りがかりにかなり気になったお店です。ワインのお店のようですが、エステの先生がひとりで入ったところ、あんまりよくなかった、とのこと。でも店がまえは素敵。窓と植物がかわいい。
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こんな古いお家が大好きです。あじさいと青い瓦屋根がコーディネートされてるみたいできれいでした。こういう古いお家はここでどんな家族が住んでいたのかな、とか想像させるところが楽しいです。
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ちょうどガラス展をしているギャラリーがあって、外からの眺めが素敵でした。ピンクの薔薇を飾るだけでお部屋がロマンチックになりますね。
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どのお写真もなんというなんのお店なのか、とか情報皆無でごめんなさい。インテリアや店がまえにしか興味がないもので・・・(汗)。でもこのお店は知ってます。チェロキーというバーです。わたしは入ったことがありませんが、知り合いがこのお店の大ファンで、このお店で知り合った友だちを紹介してくださりましたが、みなさん素敵な方ばかりでした。マクロビオテックのお料理だそう。赤い壁が素敵ですね。
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このお家も素敵でした。こういう格子戸あこがれです。家の軒先に植物を育てて、きっと夕飯は筑前煮なんかでしょう(勝手に決めつける)。
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このお店は入ったことがあるのですが名前を失念してしまいました。おろし蕎麦のお店で、東急ストアの並びです。入り口が素敵な店はお味も素敵です。気がゆきとどいているのでしょうね。
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いきなり食ブログみたいですが、これはいつも学大でお世話になっているげってんというお店のもつ鍋。ここのもつ鍋はほんとうにおいしいです!!もつ鍋のお店ですが、サイドメニューもものすごくおいしくて工夫があります。牛すじ煮込みも最高です。トイレにラピュタにでてくるかわいそうなロボットがあります。店長、ラピュタ好きなようです。いい人だ・・・。
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そんなわけで学芸大学の夜はふけました。わたしが住んでいる街があわただしい街なので、学大にいくとほっとします。やはり昼ワインが似合う街。というのはわたしだけでしょうか。
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# by u-hsh | 2012-06-26 16:13 | 街ぶらぶら
2012年 06月 21日

玄関まわりのおしゃれ

荷物でいっぱいの我が家ですが、唯一玄関の靴入れの上だけはきれいでして、そこにすこしずつちいさな飾りものをふやして今に至ります。

後ろの額はかれこれ美大予備校に通っていたころですから、うん十年前になりますが、画材屋さんのバーゲンのときに買ってそれ以来です。昔は額だけ飾るなんて、と母にいわれましたが、今は普通ですね。両脇にあるシマウマさんとキリンさんは夫が宝くじをちょっと当てた二年前に記念に新国立美術館のミュージアムショップで買いました。この木彫りの動物さんは人気もので、結構インテリア雑誌なんかでもみかけましたね。手と足が動くので、お客さんにご挨拶させてます。真ん中のお香入れは実家にあったものをもらったもので、これもずいぶん長い間持ってます。
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ちいさなものが大好きで、海外の美術館や博物館などのミュージアムショップでかわいい置物をみつけるとつい買ってしまいます。ハニワは国立博物館の展覧会で買いましたし、右から三番目の犬みたいな子はブリティッシュミュージアムにあった、エジプトの出土品のレプリカです。守り神かなにか?真ん中の小瓶には親友が神社で集めてくれた砂が入っています。ハニワの横のラピスラズリの香水入れは十年前にインドのちいさな宝石店でおまけにもらったものです。
どれも思い出の品ですし、ちいさな物なので、引っ越しをしてもずっと手元に残りました。
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玄関の印象って結構大事だと思うんですよね。第一印象ですからね。我が家はこういうコンセプト。という宣言とでもいうような?
目指すインテリア、というようなものをいうような家じゃないのですが、無国籍に古い物が好きなので、アンティークな感じの家ですかね?それもちょっと違うような気も・・・。この間、本屋さんで桐島かれんさんのお家を拝見して、素敵だなと思いました。あんな大人っぽいインテリアは憧れです。

ホームスイートホーム―暮らしを彩るかれんな物がたり

桐島 かれん / アノニマスタジオ


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こんな玄関もいいなと思います。(DECORATING NATURALLYから)というか、建物が違うから海外の素敵なインテリアは無理?いやいや。工夫次第ですよね?現在の玄関のイメージに比べてずいぶんカラフルな気がしますが、やはり建物あってのことなので、いまの玄関にはカラフルは合わないかなと判断しました。

Decorating Naturally

Rh Value Publishing / Crescent



一週間に一度くらい更新できればいいかな、とブログの先輩の夫に話しましたら、甘い、とひとこといわれましたので、不定期で一週間に二度ほどの更新を目指します。
ご訪問ありがとうございました。また遊びにきてください。

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# by u-hsh | 2012-06-21 15:27 | Uの家
2012年 06月 19日

はじめまして

はじめまして。フリーでイラストレーターをしておりますUともうします。ちいさい頃から家が大好きで、人形遊びに夢中になったのも家を作るからだったような。小学校の夏休みの宿題はいつも牛乳パックを使ってのドールハウス作りでした(笑)。

そんなわたしがなぜか建築やインテリアではなくグラフィックデザインを選択し、イラストレーターなどしているのも不思議なことですが、家好きはずっと変わりませんでしたので、インテリアのイラストのお題をいただくと俄然はりきってしまいます。

といって、自分のお家のインテリアにすごく凝っているかといえばそうでもなく、海外のお土産を飾って喜んではいますが、生活感のないクールなインテリアというのはどうも向いておらず、ナチュラルテイストかといえばそうでもなく、実際1LDKのマンションにふたり住まいですから、しかも夫婦で荷物がものすごく多いので、部屋はインテリアどころではない、というのが実情です。でも、夢は海外のアパルトマンのようなこじゃれた部屋・・・。夢だけはたくさんみてますので、そういったUの夢のインテリアや家などをと思っております。

また、作家志望ですので、小説のお話なんかもできたらいいなと。小説にでてくる家の話しとか、わたしの作品をすこしのせたりなど。映画も大好きなので、映画のインテリアなんかのお話もいいですね。

そんなわけで、「ホーム・スイート・ホーム」です。週刊でいければいいなと思ってますがどうなることやら。ご挨拶のイラストは今年の年賀状です。しかしもう半年経ちましたね。(汗)インテリアやお家のイラストも毎回のせる予定・・・。
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ブログははじめてですので、ちょっと勝手がまだよくわかっていませんが、そのうち慣れてきたらいろいろしてみようと思いますので、おつきあいのほどをよろしくお願い致します。

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# by u-hsh | 2012-06-19 21:24 | Uのこと